健康を求める ≒ 生きるために必要なこと ⇨ 生物学的な快楽
ヒトの身体は、健康を求める行動、すなわち生きるために必要な事を正しくやれば、快楽が生じるようにできている。
食事での美味しさ、歩くことや運動による各種脳内物質生成と脳や身体への影響、睡眠による脳と身体の回復、
それから呼吸、排泄なども不可欠な行為であり、正しいやり方であれば意識を向けることで心地よさを感じるようになっています。
これらは生きる上で欠かせないもので、健康にも直結している最優先事項。
また、ヒトは少人数の集団で生きる生物であったため孤独は大きなストレスとなります。友人や家族との繋がりは大切です。現代ではメールやSNSの適切な使い方は非常に有効でしょう。
まずはこれらの生きる上で大切な、健康に関わることを最優先事項にして、
それらができた上で、好きなことや学ぶことや娯楽も楽しめます。
体調が良いからこそ、自分にとって価値のある人生を送ることができ、QOLも向上するものです。
(QOL : Quality Of Life = 人生の質)
健康の大切さは失った時に改めて実感する
健康第一と皆よく言いますが、健康を損ねた時でなければその大切さを忘れてしまっていることが多いのではないでしょうか。
痛みがないこと、目的地まで歩けること、好きなことをして遊べることなど、それらはいつも当たり前のことだと思ってしまっているけれど、
それらのことは健康だからこそ成り立っているものです。
「ああ、生きているんだ」
時に仕事が忙しかったり、大変な事態になることもよくあると思います。
僕はそういった時にこそ
一度ゆっくりとした呼吸に意識を向けて、「ああ、生きているんだ」と再認識するようにしています。
今が最悪の事態ではなく、まだできることはあるなと気づく。もやもやも晴れてきて大抵のことは、「これは超高難易度クエストだけどクリアすればすっごい気持ちいいんだろうな」という感覚で挑戦すると乗り越えられるものです。
ゲーム感覚で楽しめばいくつかの脳内物質が分泌され気分は向上し、頭もスッキリして脳はより効率よく働く上に記憶の定着にも貢献してくれます。
場合によって聞こえは悪いかもしれませんが、たとえ医療であっても、しっかりと患者さんの利益を考えた上で誠実な態度で、ある意味でゲームとして臨めば、堅物のようにぶつくさ言いながら仕事をしている人たちよりは、結果的に患者さんの生やQOL向上に貢献できることもあるのではないかと思います。
物事や行動に意識を向けてみる
話はそれましたが、ヒトの身体は、健康を求める行動、すなわち生きるために必要な事を正しくやれば、快楽が生じるようにできています。
生きる上で不可欠な行動一つ一つに意識を向けるだけで、幸福度が増すように感じることもあるので是非とも試してみてほしいです。いわゆるマインドフルというやつです。身体の感覚における気付きが増し、快感も増強します。
例えば、ご飯を食べる時に味や食感や体験に全意識を集中してみたり、歩く際に自分の身体をしっかりコントロールしている感覚で操作したり、今まさにやっている行動に専念することなど。
瞑想は呼吸に意識を向けることでその瞬間を生きている感覚を得られ、脳にも良い影響を与えるようです。
ヨガは身体の隅々に意識を向けるものです。(少しだけ瞑想について後述しました。)
その瞬間瞬間を健康に生きていることに対しても喜びを感じることができたら、もう毎日楽しくて仕方がない。
当たり前だと思っていることが本当は当たり前ではなく、奇跡のように素晴らしいものだと気付く。
「健康に生きていること自体が幸せ」というのが心の基本設定になっていれば、穏やかな気持ちで頭もスッキリした状態でいられるものです。
心が平静を保てなくなったら、ゆっくりとした呼吸に意識を向けて「ああ、生きているんだなぁ」と思うことで心の基本設定に戻すようにしています。
大抵の囚われていることは生きていることに比べたら些細なことだったりするものです。
今、腱鞘炎?ばね指?で物を掴む際に親指の付け根がすごく痛いのですが、使い方次第では痛みはないのでまぁいいかと思っています。もし心の基本設定が崩れていれば、ああ痛くて物が掴めないヨーヨーもできなくなるかもしれないしどうしようあああもうおわりだ...となっているかもしれない。人間なにかに囚われると周りも自分も見えなくなるものです。心の基本設定を思い出すことで気持ちや思考の調節が容易になります。
もちろんヨーヨーができなくなるのは絶対に避けたいので全力でケアをして改善には向かっているのでご安心を。
なにか大切にしていることである時こそ冷静に客観的に本質的に何をすべきか考えるべき余裕を持つのが大切だと思います。
快楽=健康と勘違いしてはならない
健康を求める行動 ≒ 生きるために必要なことを正しく行う
ことにより、快楽が生じるというタイトル記事ですが、
食の快楽を求めるあまり、全く栄養にもならず時に害を及ぼす食事をする方向に行ってしまうのは避けたいところですね。
健康を意識した食事でもそれらに匹敵もしくは時にそれ以上に美味しいものは作れるものです!(健康サイトマップの食事のルールやレシピ等参照)
多少食費が増えようと、普段の食事を気をつけることで健康が保てれば結果的に医療費は削減できると思います。
増税するくらいなら、明らかに不摂生を続けて生活習慣病になり、さらに改善の意思も見られない医療費を無駄遣いをしている人たちに対して不健康税を導入したら良いんじゃないかなぁとおもったりします笑
また話がそれましたが、
要するに、健康を求める中で生じる快楽に意識を向けて有効に活用してQOLを上げよう!というお話でした!
瞑想についてちょっと触れてみる
最後に、先程触れた瞑想やヨガについての記事はまたちゃんと書こうと思いますがちょっとだけ前者について簡単に。(延ばしてばかりですみません笑)
近年、瞑想による脳や身体への良い影響が示唆される論文が数多く出てきています。
心が穏やかになり、集中力や幸福度が増すだけでなく、健康の面でも日常の習慣として取り入れるべきものであるのは間違いなさそうです。
試しに3分くらいのタイマーをかけて、ゆーっくりとした鼻呼吸に意識を向けてみてください。
いろいろな思考や感情が出てくると思いますが、そういうものが溢れてきているなぁと認識したり心の中で客観的に実況するだけでそっとしておき、意識が逸れるたびに、呼吸に意識を戻しましょう。ざっくりとしたマインドフルネス瞑想のイメージです。
姿勢は綺麗な方が良いですが、座禅を組んだり必ずしも目を閉じる必要もなく、椅子に座ったままや歩きながら・できるのなら立ったままでも良いものです。数分間、呼吸に意識を向けてみましょう。
瞑想の中では、呼吸に意識を向けるのが一番簡単ですが、なにか一つのことに意識を向けたり没入することが大切なので、日常の中に取り入れたり応用することができるものです。日々の何気ない食事でさえ、まるで高級料理を食べるかのように全神経を集中して食べるのもマインドフルな体験の一つとなるのでおすすめです。
まとめ
生物学的にヒトの身体は、健康を求める行動、すなわち生きるために必要な事を正しくやれば、自然と快楽が生じるようにできています。
いくつか例を挙げましたが、生きる上で不可欠な行動に
意識を向けるだけでも、幸福度が増すことがあるのでお試しあれ。
いつも当たり前のことだと思ってしまっていることに意識を向けてみて、
それが当たり前ではないことに気づき、喜びを感じることができたら、
何も感じなかったことでさえ喜びの源になり得ます。
さらに、元々喜びを感じることにも意識が向けられたなら、それはもっと快い感情や経験になることと思います。
意識を向けて、気付きを増やすことができたなら、人生はより豊かなものになるでしょう。
健康を求める中で生じる快楽に意識を向けて有効に活用してQOLを上げていきましょう!
#健康マニアな薬剤師 Akitoshi Tokubuchi 競技ヨーヨー全日本チャンピオン
P.S.
出てきた考えをそのまま吐き出すように書いただけなのでまとまりのない記事になってしまいました笑
読んでいただきましてありがとうございました!
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