お店で食べるようなトロトロした角煮を
家でも手軽に作れたら素敵だと思いませんか?
というわけで今回は真空低温調理器を使った豚の角煮レシピの紹介です!
材料
・豚肉バラブロック200g
・生姜薄切り6枚or生姜パウダー 酒20ml 醤油20ml オリゴ糖15ml
(お肉200gあたり。量次第で適宜増減してください。)
・鷹の爪1本(無くても良い)
生姜は以前のカレー作りにも使用したiHerbの生姜パウダーをよく使います。
もちろん本物の生姜を使ったほうがいい味が出るんですが、
生ものでなかなか保管が難しいので
一つ家に置いておくと便利です。
作り方
1. 材料を全部入れ、56.0℃ 9~48時間 真空低温調理
2.お好みでパーナーで炙るのも○。しなくても美味!
3.完成!
お肉が美味しくなるように
ミオシンは変性、アクチンは未変性となるように作っていますが、
通常コラーゲンは68℃程度にならないと分解しません。
ですが、56℃でも長時間の調理によりコラーゲンが加水分解しゼラチンになることがわかっています。
したがって、9時間~48時間程度真空低温調理するととっても美味しくなります!
鶏胸肉は24時間以上加熱すると食感の質が落ちてきますが、
脂やコラーゲン繊維の多い豚バラ肉や鶏もも肉などは48時間程度までは低温調理を続けても
むしろゼラチンが増えて美味しく仕上がります。
また、豚バラは脂身も多いのでコラーゲン分解目的でバーナーで軽く炙るのもありです!
老化促進物質は少し増えてしまいますが、香ばしい香りと脂の広がりによる舌触りや食感にも大きな変化が訪れます。
後で炙る動画を載せています笑
レシピの紹介が目的なので
真空低温調理の原理やなぜ健康に良いのかは下記記事をご覧ください。
注意点
お酒に弱い人や、車の運転等を食後に予定している人がいる場合は
アルコールを飛ばす必要があります。
肉と生姜以外の調味料(醤油みりん日本酒)を
沸騰しない程度の温度(温度計あるなら80~90℃程度)で
5分程度煮詰めてから、
一度56℃以下に冷ましてジップロックに入れましょう。
(お肉の熱変性を避けるため)
作り方 写真付き
豚バラブロック
塊で売っているものが無かったのでカット済のものを買ってきました
ジップロックにお肉を入れる
調味料を入れる
真空低温調理 56℃ 9時間後
お弁当に持っていきました笑
職場のデスク笑
ちなみに、美肌の記事でココナッツオイルを入れておいた
オイルポンプにオリーブオイルを入れて職場においています。
以前紹介したマヨネーズが無い時でも
卵と塩とオリーブオイルをさっと混ぜてあげれば
野菜が手軽に美味しく食べやすくなるのでおすすめです!
忙しい時やめんどくさい時によくやります笑
おまけ
バーナーで角煮を炙る様子
角煮 まとめ
家では作るのに手間がかかったり、柔らかく作るのが難しい角煮を
真空低温調理によって簡単に失敗なく作る方法の紹介でした!
以前の記事も読んだ方は
なんとなく真空低温調理のバリエーションの増やし方も
わかってきたところでしょうか?
バーナーも実は結構便利で、香りや見た目で食欲をそそったりするだけではありません。
真空低温調理の時間を56℃ 9時間より短めにしても
表面をバーナーで炙ることで細菌を死滅させることができるので
お肉の種類によっては更に美味しく仕上げることもできます!
また次回以降の記事にて!
この角煮本当に柔らかくて美味しい...ので是非作ってみてください!
ただし豚バラには脂も多く、楽に作れるからと言って、角煮の食べ過ぎには注意してくださいね!笑
#健康マニアな薬剤師 AkitoshiTokubuchi 競技ヨーヨー全日本チャンピオン
低温調理器Anovaの販売ページが見つからなかったので代わりに。
↑iHerbのジンジャーパウダー。生姜から抽出するのとは違うけど便利さが異常。めちゃくちゃ使ってます。