しゃっくり = 吃逆(きつぎゃく)は
一度出始めるとなかなか止まらずやっかいなものだ
というイメージがありませんか?
ですがこれをぴたっ!と止める方法があります。
なかなか止まらない時に試してもらいたいのは
首を変な角度に向けて水を飲みこむことです。
〈しゃっくりを止める方法〉
1.口に水を含み、姿勢は綺麗にしたまま首をできるだけ右に傾けてごくんと一気に飲み込む
2.首をできるだけ前に傾けて
3.首をできるだけ左に傾けて
4.首をできるだけ上に傾けて
5.3回深呼吸をする(息をゆーっくり吐ききって、胸いっぱいに吸う)
手元に水がない時は代わりに口に溜めた唾液でもOKです。
もしも止まらなければ首の傾ける角度を
右斜め前、左斜め前、左斜め後ろ、右斜め後ろ、と試してみてください。
ポイントは
首を可能な限り傾ける
姿勢は保つ
ごくんと一気に飲み込む
ことです。
というのもしゃっくりは横隔膜などの呼吸筋の痙攣が原因で起こります。
首を変な角度に傾けて飲み込むことで、横隔膜が動き、しゃっくりが止まるのです。
これまで友人達にこの方法を試してもらって
止まらなかった例は今のところありません!
驚かせるとしゃっくりが止まるよ!とよく言いますが、
あれも横隔膜が動いて緊張がほぐれるという理由なのでしょう。
首を変な角度に向けて水を飲みこむ方が自分で手軽にできますし安全だと思います笑
一部のお薬の副作用で吃逆が出ることがありますが、
それらのしゃっくりを止めるために
漢方薬や吐き気止め等の薬、
柿の蔕(へた)を煎じて作った飲み薬(院内製剤)
等による治療もよく行われています。
そういったお薬を使う前に、今回紹介した簡単な方法を
是非とも試してみてください。
それでも治らない方は、原因が別のところにあるかもしれませんので、
医師や薬剤師に相談してみてください。
#健康マニアな薬剤師 AkitoshiTokubuchi 競技ヨーヨー全日本チャンピオン